こんにちは!ルカです(rukamangavocalo)
あなたにとって最高の漫画とは?
私はこう聞かれた時に迷わず『ナルト』と答えるほど大好きな漫画なのですが、一体何故そこまで好きなのか。
一言では表せないのでいっそのこと記事にしてしまおう!っと思い書いています。
既に完結した漫画ですが、思い返しながら考えるとなんだか熱い気持ちも蘇ってきます。
人生で壁にぶち当たったときはナルトを読んで、また前に進む勇気をもらいましょう!
人生につまずいたらナルトを見よ
出典:コミックス ナルトより
なんだか大げさなタイトルですよね。
ですが私自身、非常に多くのことをナルトからもらいました。
このブログを作ったのもナルトがきっかけとも言っていいくらい、人生において行動力、原動力になっています。
ナルトのストーリーがもはや壮絶な人生過ぎて、現代を生きる私でさえも共感し、もう一回頑張ろうと思えたので、そう感じた人は少なくないはず。
現に私の年齢より若い人たちにも多く知れ渡っていますし、ツイッターなどでは好きな人同士で話が盛り上がってるくらい知名度はすごい!
生誕祭で個々のキャラを祝うツイートはいつまでも愛されているなぁとしみじみ感じます。
そんな愛されているナルトですが、これだけの指示を得られるのはどんな理由があるのでしょう。
ナルトの生い立ち
出典:コミックス ナルトより
ナルトが成長していくストーリーは読者に勇気を与えてくれます。
ナルトも少年漫画の王道とも言えるストーリーで、主人公が成長と共に強くなり、皆から認めてもらうようになっていくサクセスストーリー。
ナルトは幼少期は誰からも愛されることなく常に一人でいました。
その身に里を襲った怪物・九尾を宿していることを里のものから忌み嫌われながら、それでも人から注目を浴びようとふざけても空回りばかり。
アカデミーの担任で唯一ナルトを気にかけるイルカ先生にでっかい夢を語り、本気でその夢を叶えるために前へ進むナルト。
そんなナルトが同じ世代の優等生サスケを注目するようになりライバル視。
何をやっても勝てないナルトですが、それでも挑んでくるナルトを少しずつ気にするようになるサスケ。
お互いに意識しあうように。
そんな二人がこの物語の最後まで絶妙な距離感の関係性で進むところがすごい!
ナルトの寂しい気持ちを持ちながらも前へ進む行動と、サスケの心に潜む闇が成長とともに行動にも現れていく様子は、読者をハラハラさせます。
ただの忍者漫画ではない
当時、連載が開始されたのが私が中学か高校あたりからだったと思うのですが、その時のことを思い出すと「忍者漫画って珍しいなぁ」ということです。
忍者って日本で歴史があって実際に存在したと言われていますし、何となくイメージも出来ます。
しかし、ナルトのように忍術バチバチで戦うような描写や印の結び方など、漫画でのその描き方がとてもワクワクしたのを覚えています。
『あ、これおもしろいやつだ!』
という感じで。
それと同時に、私もまだ十代だったのでナルトの連載と自分の成長時期が重なったのもあり、共感する部分が多かったのかと思います。
未熟なナルトが諦めない心と何度も挑戦していく姿は、なにか自分にもすごく励みになったのを覚えています。
成長を感じられる漫画です。
人生を考えさせられる
ナルトの良いところを挙げるとキリがないのですが、私が感じたことの一つに、なにかこう「大きなテーマで人生観が変わる要素」が盛り込まれているのがすごいと思うんです。
私もそうだったように、行動力が増したり、元気や勇気をもらえたり、自分にも自信を持てたり。
そんな要素が色々な場面で出てきます。
今思い出しながら書いていますが、例えば我愛羅の登場の時。
ナルトの中で1~2位を争う好きなキャラなのですが、ナルトと同じ尾獣を封印されていてその強さは相当なもの。
自分が兵器として育てられてきて他人を信じなくなり、己の強さのみで全てを解決していくかつ、目があった人物を殺そうとする残虐非道な性格。
そんな我愛羅がナルトとの戦いで改心していく姿がグッときます。
出会った頃の我愛羅はとんでもない殺気で周りの仲間もビビって様子を伺うほど怖い印象でしたが、ナルトの生い立ちや誰かの為に戦うことで強くなることを知り、心が変わっていきます。
そして後に風影を目指し里の長として人々を守っていくことを決めます。
『俺もいつか、誰からも必要とされる存在になりたい。恐るべき兵器としてではなく、砂隠れの風影として。』
ジーンときますよね。
我愛羅の改心の気持ちがすごく伝わります。
最初に見た我愛羅からでは想像できない言葉。
戦いの中で考え、成長していき、生き方まで変わっていく。
そんな描写がナルトの中では随所に出てきます。
もう一つ挙げると、ペイン戦。
もうこれは私の中でトップクラスに好きな話の一つです。
長門率いるペイン六道との一戦は、戦いの中で生まれる憎しみの連鎖を止めるべく、ナルト、長門、双方の考えや気持ちもぶつかり合う戦い。
木の葉の里が壊滅状態になるほどの力を持つペインに対し、一人で立ち向かうナルト。
大切な人たちが次々とやられて怒るナルトですが、長門にも壮絶な憎しみの過去が。
同じ師を仰いだ者同士拳を交える一戦は涙するほど感動します。
『いつかオレがこの呪いを解いてみせます
平和ってのがあるなら オレがそれを掴み取ってみせます!』
そう言った長門は自分の言葉を、自分自身が信じられなくなっていた。
しかしナルトは違い自来也が信じたことを信じると言い、そんな長門の心までも動かす。
人の感情の描写がすごく伝わる、心に響く回です。
まとめ

この文章を書きながら、ついつい家にあるコミックを読み返してしまいましたが、本当に面白い漫画です。
嫌なことがあって落ち込んでる・・
最近楽しくないな・・
そう感じたらナルトを読んで活力をもらいましょう!
ナルトの生き様から勇気をもらえるはず!