こんにちは。ルカです(rukamangavocalo)
炎炎ノ消防隊が大人気ですが私もハマっている一人です。その人気ぶりでもわかるように今ではコミックも30巻を超える勢いで発売されています。
ここまでくると買おうか迷っていた人にとっては、ちょっと多くなり過ぎて手が出せない数になってきたんではないでしょうか??
しかーし、全巻購入済みの私の見解は「買って損はないおもしろい漫画」です!!
その理由をご紹介します。
炎炎ノ消防隊のコミック全巻でいくらかかる?
漫画にはお金をためらわずに使ってしまうのですが、最初に一体いくらくらいかかるのか調べてみました。
新品 | 1巻 495円 29巻分で 14355円 |
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中古 | 1巻 まちまち 29巻セットだと 約10000円 |
なぜ中古は「約」かというと、メルカリなどもあり価格崩壊しているからです。調べれば調べるだけ色々な値段があり過ぎて断念しました。
ポイント付与なども考えると、その人にとって一番いい購入方法は変わってくるのかなと思います。
では本題に。
①ストーリーが秀逸

炎炎ノ消防隊は何となく知っている、みたことがあるけど内容はそんなに詳しくない。そういう方のためにご説明します。
消防隊にスポットを当てたヒーロー漫画です!!
こんな書き方をするとコアなファンから「そんな単純じゃない!」と反感を受けそうですが、私が読んで感じたままの感情を書いています(私的な意見ですみません)
消防隊のように人助け×ヒーローみたいなのは想像つくと思うのですが、さすがは大久保篤先生。内容が本当におもしろい!
大筋の消防官が火災から人を助けるところはそのまま軸にあり、火災が発生する原因が謎の人体発火現象であったり、消防官がそれを鎮めるために使うのが能力であったり、ストーリーを構成している部分が非常に濃い。
読み進めていくうちにその謎が解明されるのですが、裏で暗躍する謎の集団、物語の軸となる大災害の本当の理由、身内である消防官のなかにいる内通者などなど「この後どうなる??」が非常に多い読み応えのある漫画です。
②登場人物の個性が強い

大久保篤先生といえばソウルイーターを知っている人も多いかと思います(全巻購入済み)
ソウルイーターでもわかるようにキャラ一人一人の個性や性格が前面に出ていますが、炎炎ノ消防隊も個性的なキャラが豊富にいます。
主人公の森羅日下部はヒーローを目指す第三世代能力者。人体発火を鎮めることのできる能力をもった一人。緊張するとその顔が悪魔のような笑い方をするため人々から揶揄されていましたが、本人はヒーローになるべくまっすぐ生きようと必死。
家族を奪った人体発火を止めるべく日々奮闘するところがヒーロー漫画特有の勇気をもらえる人物の一人です。森羅の行動が人々を救うことにつながり、後にみんなから絶大な信頼を得る姿はグッときます。
そんな彼の同期が「騎士王」を名乗るアーサーボイル。イケメンで天才と紙一重の存在感のある人物。森羅とはしょっちゅう喧嘩をする中ですが、自分も騎士王を名乗るだけあって森羅のヒーローになる決意は尊重しています。
普段はかなり頭が悪く消防官の事務作業はほとんどできませんが、敵との戦闘においてはずば抜けた鋭い勘を持った一人で、その能力も自分のイメージで強さが変わるトリッキーなもの。エクスカリバーというプラズマを発生できる剣を使い騎士王らしい戦いぶりもカッコイイですね。
秋樽桜備は第8特殊消防隊の大隊長。森羅やアーサーと違い能力のない生身な人間なのですがやたら強い。正義感が強く面倒見がいい性格なので、森羅やアーサーからも信頼される上司です(実際にいて欲しいくらい頼れる上司)
はちゃめちゃな第8をまとめ上げることのできる唯一の人かもしれません。なにやらずっと筋トレっぽいことで自分を鍛えています(そういう描写が多い気が)
環古達はなんというかかなりインパクトが強い人物。というのもその格好からも消防隊に似つかわしくない、隊服の下にビキニを着ているという刺激的な格好。その上周囲にエロイベントを巻き起こしてしまう「ラッキースケベられ」という能力の持ち主。
少年漫画にはありがちなちょっとエッチな要素が次々に起こってしまうなんとも不運な女の子ですね。
消防隊といえば体力勝負なところがありますが、一転頭脳で分析する人物も。ヴィクトル・リヒトはそんな人物の一人で、灰島から派遣されてきた科学者なのですが、最初は敵か味方かわかりません。
科学者という気質から正しい知識を知るためならなんでもするような性格で、一見敵のようにも思いますが、第8に所属して次々と謎を追っていくことで同時にそれに協力するようになっていきます。科学的な要素から作戦立案なども行い第8の助けになることもしばしば。
第8特殊消防隊の中には「普通な人」というのが存在しない中、唯一の真人間なのがシスター・アイリス。能力こそないですが人体発火してしまった人を鎮魂させる祈りを捧げる修道女。いつも穏和な性格で笑っている姿は、炎に埋め尽くされた周りを励ましてくれます。
少女であるが故に女子トークに夢中になったり、ときどき好奇心旺盛な性格を見せるのも彼女らしさが溢れる人物です。
第7特殊消防隊大隊長の新門紅丸はおそらく消防官の中で最強の人物。浅草にいることもあって人情には非常に厚い人。森羅たちの修行もかって出てくれる義理堅い性格も魅力です。
能力も二種類混合で使え(第二第三世代)、焔人ものとも派手にぶっ壊すその力はちょっと異次元なところ。酒を飲むとその無愛想な表情から一転、笑い上戸な面も見せます。
③テンポよく読める

炎炎ノ消防隊はその内容ももちろん面白いのですが、ものすごく複雑な考察が必要かと言われるとそういうことではなく(もちろんいい意味で)、非常にテンポよく読める漫画だと思います。
事件発生→戦闘→解決→新たな事件、のように一見繰り返しに見える大まかな軸の部分を見事に面白く描かれています。
敵との戦闘により能力の覚醒や修行でパワーアップ、事件がない日常での軽いボキャブラリー、相対する敵戦力の拡大と暗躍の広がり、消防隊で起こる身内での確執などなど、読むごとにグッと引き込まれる要素も盛りだくさんです。
ページをさかのぼって内容を確認しながら読む漫画もありますが、炎炎ノ消防隊はコミック1冊分、最初から最後まで一定のペースで読めてしまうテンポの良い漫画だと感じます。
まとめ

そろそろ物語の終盤に差し掛かってきそうな炎炎ノ消防隊。
あと何巻まで続くかはわかりませんが、ラストを楽しみに期待しながら次のコミックを待ちたいと思います。

